昭和天皇物語 12巻 能條純一 ☆☆☆☆☆

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<感想>

昭和天皇物語は、半藤一利の『昭和史』を原作とし、昭和天皇の生涯を描いた作品です。この12巻では、主に226事件が描かれています。

 

226事件については、NHKの特集や映画を見ていたため、そこそこの知識は持っていると思っていましたが、この漫画では、青年将校の思いや昭和天皇の思いが事細かに表現されていて、衝撃を受けました。

 

226事件の首謀者の処刑の場面は、これまで知らなかったため、漫画でリアルに見ることができた点は、文章ではなく漫画のメリットが十分に活かせていたと感じました。
また、昭和天皇やその周辺の感情について、ここまで書いてよいのかと思うほどでした。

 

筆者は、半藤氏の『昭和史』を読み、『昭和天皇実録』の一部も購入しているので、これから少しずつ読んでいこうと考えています。

 

<購入の記録>

購入年月 2023年3月31日

購入場所 電子書籍 ebookjapan